一人ビジネスの売れる仕組みづくり

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私塀の中入ってました(2)

      2016/02/13

エイチです。

私塀の中に入ってました。

仕事でね!!

以前に書いた記事
の第2弾いきます。

私が刑務所という特殊な施設に食材を納入する仕事をしていた時の話である。

話に入る前に、私は関西人である。

関西人の特徴としてよく言われるのは、誰かがボケたら必ず“つっこみ”をしないといけない。

関西以外の人はどう思われるかわからないけど日常的にこんな場面が結構あったりする。

もちろん仕事先でもこんな場面がよくある。

相手が取引先の社長でもボケたらしっかりつっこまないといけない。

私はかなり鋭いつっこみをするのでよく可愛がってもらった(ホンマかいな?)

そんな私が唯一“つっこめ”なかった時があった。

刑務所内での納品時の話である。

塀の中での納品中に受刑者の人達と会話をしてはいけないという決まりがあるのは前回もお伝えしたと思う。

けど週に何度も納品に行っていると、どうしても顔なじみになってくる。

あるとき紙パックのココアの注文を受けた。一人づつに配られる用である。

納品前日に刑務官の方から

「あのココアってストローついてる?ついてたら全部外してほしいねん」

こんな電話がかかってきた。

急きょストロー外しの作業をした。

ああいう特殊な施設ではどんなものが凶器になるか分らないからである。

ちなみに缶飲料はNGなのである。

しかしストローなかったら飲みにくいやろな。こんなことを思った。

ちょっと考えてみてほしい。ストロー付きの紙パック飲料って普通の牛乳とかの紙パックと違ってめっちゃしっかり糊付けされている。

そもそもストローを刺して飲む用の紙パックなのだ。

そのココアの納品をしてから数日後の納品時に、私はつい受刑者の人にこんなことを聞いてしまった。

というかこんなやりとりだった。

私 「あのココア開けるの大変やったでしょ?」

受 「あー、めっちゃ硬かったわー」

私 「どないして開けたんですか?」

受 「引きちぎる者もいた」「諦めて飲まない者もいた」「ストローの穴からチューチュー吸う者もいた」

私 「チューチューですか!?」(笑ってはいけない、我慢だ)

受 「あっ、そうそう人に開けさすヤツもおったわ」

私 「人にですか?」

受 「そやねん、これだけ人間おったら中には悪い奴もおるねん」(ちょっと困った顔してるし・・)

中には悪い奴もおるって・・・

みんなそうやんっ!!

めっちゃつっこみたい。けどあかん。

腕まくりしている腕には、ほとんどの人が綺麗な絵を描いている。

街で会ったら思わず、回れ右したくなりそうな人もいる。

いや、向こうもボケているのかも?それならしっかり”つっこむ”べきや。そうじゃないと失礼になる。

結局つっこめなかった。もしつっこんでいたらどうなっていたんだろう。

当時のあの方達もしっかり務めを終えて、今では社会復帰されていると思う。

なんかこの話は私の中で今でもしっかり思い出として残っている。

めっちゃいい思い出として(笑)

最後までお付き合いありがとう。

おしまい。

 - ちょっと面白い話